生産本部 井上です。
4月22日に日本食品工業倶楽部「食品工場近代化推進研究会」様の、
当社九州工場での見学会/研修会が開催されました。
この会は全国の食品製造会社、食品機械、資材、エンジニアリング、建設会社の管理者で
構成されていて、日本でも名だたる会社から20社31名が参加されました。
緊張の中、まずは海苔業界の全体の流れを説明して、
業界のトップリーダーとしての小浅グループの位置づけ、
グループ内の業務の棲み分けを話し、
当工場の原料が天産物ゆえの生産の難しさを分って頂きました。
小林工場長より工場の規模、生産能力、人員確保の難しさなどの説明をした後、
2班に分かれて見学通路から現場を見て頂きました。
きちんと見学通路を確保している、ガラス張りで柱が無く全体が一望できる、
生産ラインが目一杯ならんで活気に満ちている、
24年も経過しているのにとてもきれいで清掃が行き届いている、
従業員さんが多い、空間が広いので空調が大変なのでは、
焼き・味付け・裁断・包装が全自動のラインが多い、など
いろんなお褒めや熱心な質問が多く、時間オーバーしました。
プレゼンルームに戻り
皆木室長より「FSSC22000の取り組み〜食品安全について」と題して講演をして頂きました。
参加者の目的の半分はこの講演にある人も多く、
九州工場で昨年の3月から認証に取り組み、
幸い4月10日に取得、登録が出来ていましたので、講演も説得力があり、
皆さん熱心に聞かれていました。
(「FSSC 22000」取得の詳細につきましては
こちらをご覧下さい)
その後の質疑、応答があり、
FSSC、円形工場、衛生管理、緑化工場表彰や第2工場の情報も入っており
いろんな質問がありました。
ちなみに「おにぎらず」をご存じの方も多く、このブームをうらやましがられていました。
関係者の準備は大変でしたが、
予測より多くの人に参加頂き、有意義な研修になったと思います。
皆さん、ありがとうございました。