「高校生ビジネスアイディアコンテスト´11」(大阪市経済局主催)が、
12月20日大阪産業創造館において開催されました。
このコンテストでは、大阪市内の高校生から、
企業が抱える課題の解決に役立つアイディアを募集し、
新規性・独創性の観点から審査するものです。
最終選考に残った11グループ(7校)は、
154グループのアイディアより最終選考されただけあって、どのアイディアも優劣つけがたく、
如何にプレゼンテーションで自分たちのアイディアを表現できるかをテーマに、
試作品を持参したり、大阪らしくコントタッチでアピールするなど、各自精一杯凌ぎをけずりました。
その中で、「海苔をもっと食べてもらえる斬新なアイディア」をテーマに選択した
大阪市立工芸高校 プロダクトデザイン科2年 佐田 真実さんが、見事最優秀賞に選ばれました。
「のりのり」と命名したこの作品は、
「水のりの様な容器に佃煮のりを詰めたデコペンのような海苔」と表現しているように、
ご飯やパンにメッセージや絵を描くことによって、
「楽しく朝ごはんを食べる事が出来、朝食べるという習慣が身に付く」という、
朝ごはんの欠食率が高まりつつある食習慣に、一石を投じた作品として評価されました。
審査委員長の大阪市立大学大学院経営学研究科 加藤 司教授は、
各自のアイディアのレベルの高さもさることながら、プレゼンテーション力の質の高さを称賛し、
大学生や社会人になっても、考える事を継続してほしいと激励し、2時間にわたる激戦を締めくくりました。
難波江や 熱き血潮が 春を呼ぶ 茶呉 商品開発部 桑原 紀之