つい先日まで梅が咲き始めたナと思っていたら、あっという間に満開を通り過ぎて、ほころび始めてきました。
昨年は忙しさにかまけて、「梅の花」や「めじろ」を撮ることができなかったので、今年は期するものがあり、何とか間に合いました。
「梅に鶯」は日本の春の象徴ですが、梅の枝にとまるのは「鶯」ではなく「めじろ」だという議論があるそうです。一般に鶯色と呼ばれる色もまた「めじろ」の羽色という説。
鶯は警戒心が強く人目につきにくく、「めじろ」は花樹の密を好み早春には梅の木に群がるといいますから、羽色を鶯色と取り違えても仕方がないかもしれません。
そうはいっても、この「めじろ」は体長6〜7?程度で3〜4匹の小集団でやってきますが、とても動きが俊敏で少しもジッとしていません。撮影者泣かせの鳥の一つです。
めじろ待つ レンズの中の 花一輪 茶呉
まもなく、二十四節気の啓蟄です。本格的な春に向けてあらゆる生物が動き始めます。
商品開発部 桑原